●懐石料理とは

日本料理(和食)の分野の一つです。

懐石(かいせき)とは、茶会の際、茶の湯会の主催者が来客をもてなしす料理の事を懐石と言います。その由来は、禅寺の古い習慣にその名を由来する懐石料理言われています。また懐石料理をお弁当にしたものを点心と言うそうです。

日本料理の基本的考え方は、懐石料理に有るという事がいえます。もともと懐石料理とはは、簡素な本膳料理の事を言いました。ですが、現在の懐石料理は贅を尽くした上品な料理を、懐石料理として出す料亭も多いようです。 元来、懐石料理は質素であり、中身は旬の食材にこだわり味を楽しむものです。 現在、懐石料理には京懐石、茶懐石、懐石弁当や変り懐石などがあります。 今では、色々なこだわりをすてて懐石料理じたいを楽しむ方々が多いようです。
あなたも、「懐石料理は敷居が高いから」とおっしゃらずに楽しんでは如何でしょうか。最近ではお値段も結構リーズナブルになっているようですよ。

●わび・さびの世界

千利休は質素なものこそが「美」であると考えておりました。これが「わび」「さび」です。この考え方は約400年懐石料理の中で受け継がれてきました。また、高い身分の人々が何かの事情で粗末な家で暮らすのを「やつし」といいますが高い身分の人はいかに粗末な家に暮らしていても身分の良さが表れるものですが、あまり育ちの良くない人が粗末な家に暮らしてもただそれなりであると千利休は考えました。このような千利休の考えは高い身分人々非常に支持されたようです。現在、懐石料理世界では千利休の言う「わび」「さび」の考え方敬称していくと言う考え方と、時代の流れに合うようにて変化させていく考え方と二通りの流れが有るようです。
このような二通りの考え方は懐石料理の世界に限らず少なからずあるようです。
例えば、琴や三味線など古典音楽の世界でも起きている現象です。
この二つの考え方程よく融合してこれからの日本の伝統文化を継承していく必要があるのではないでしょうか。

 

●一汁三菜

脚がないお膳(汁三菜折敷膳と言います)の上に向付・ご飯・吸い物が質素に並んでいます。ご飯と吸い物を始めに食べるのが基本です。

ご飯はやわらかめに焚いてあり一文字に添えられます。これを一文字飯と言い心をこめて炊いたご飯が炊き上がったのでとりあえずお召し上がりください、という心のメッセイジが込められています。 吸い物は白味噌と赤味噌が季節によって色々な割合で混ぜ合わされます。「煮えばな」という最も美味しいときにいただきます。吸い物の具には旬のものが入っています。例えばたけのこ、ふき、黒豆、焼き豆腐、たらの芽、栗などです。 ご飯や吸い物の後にさけが出ます。その後に向付がでます。風呂吹き、湯葉、酢の物、和え物などがあります。向付の器はもう一つ分け皿としてもの役割があります。
あしらいは向付に添えられ季節の雰囲気を出します。あしらいにはせり、菜の花、わらびひじき・菊花などをそえます。 煮物(椀盛)は大き目のお椀に入っていて暖かい春、夏の季節は塩味でさっぱりと寒い秋、冬の季節はしょうゆ味の少し濃い目が好まれる。そして焼き物は白身の魚など比較的淡白なものが出されます。

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